待ちに待ったUFC100が、ラスベガスで行われた。春先には、3度目のUFC観戦をと予定していたがスケジュールが空けられず、かつあまりにもチケットが高額だったので断念(涙)。会場のマンダレイベイ・イベントセンターは、UFC64で訪問している。MGMと同様に最後列の席でも十分楽しんで観戦できるホール。WOWOWで放送されていたが場内の雰囲気は、テレビでは体感できないほどに最高に盛り上がっていたはずだ!
秋山もUFC初参戦。例の”ヌル山事件”などは過去の事として、Dr.りふれとしても心機一転、良い戦える場所を得られた感があった。後は、試合内容と結果なのだが…
試合自体は、1Rベルチャーの右ローと首相撲からボディーへの膝でほぼ勝負あり。2Rあらゆる打撃を食らう始末。3Rは、完全にスタミナ切れ。で結果は、2-1の判定勝ち!?しかも、一人は秋山のフルマーク(30-27)の判定勝ちとなっている。酷過ぎる!まさにK-1クラスの判定だ。こんな判定が、ラスベガスであるとは…?観客も鳴り物入りで参戦した秋山に賭けていた人が多かっただろう。みんなホッとしていたに違いない。
格闘家としての秋山は、素晴らしいものがある。柔道仕込みの関節技・投げ加え柔道出身では珍しく打撃センスもいい。三拍子そろった”和製GSP”といっても良い位の素材だ(褒め過ぎました)。なので、こんなとんでもない判定は、逆に水を差すよーな気がする。
それにしても、レスナーはGOODだ!総合の技術はさておき、あのパワーは半端でない。何よりあの毒舌がいい!プロレス出身の選手が勝つとその昔、桜庭がグレイシー一族に勝った時のよーに嬉しくなる。
次は、レスナーVsジョシュやレスナーVsヒョードルが観たい。やるなら観に行ったるぞ!ダナ・ホワイト!
写真 EGH/2006