むち打ち症

「むち打ち症」 外傷性頸部症候群や頸椎捻挫ともいわれます。
交通事故などで発症するこが多く、最近ではスノーボードの転倒によるものも増えてきました。症状の重い方は、生活のレベルも低下するほど辛いものです。
むち打ち症が厄介なのは、
1)  レントゲンやMRIなどの検査では、異常が見られない
2)  当初は、症状が軽くても後に重い症状が出ることもある

今回は、数年後に重い症状が出てきた患者様のケースをご紹介します。

患者様 : Yさん 34歳 男性
職業 : 営業職
症状 : 首の痛みや怠さがあり頭を支えているのが辛い。
痛み違和感のレベル(10段階) : 「8」 (当院初診時)
補足 : 3年前に交通事故にあいむち打ち症と診断される。当初、軽い首の痛みがあったもののシップと安静にするため首のコルセットを約1ヶ月半(?)利用。
その後、痛みは引き安定していたとのこと。

数年後(半年前)より首に違和感(怠さ)を感じ始め整形外科を再受信。レントゲン、MRIなどの検査をするが異常なし。けん引等のリハビリ治療を行うも症状に変化がなかった。
ちなみに、けん引等のリハビリ治療で納得のいく改善を得られた方は、残念ながらいらっしゃいません。(あくまでも当院の患者様からの報告です)

会社の同僚から当院をご紹介頂きYさんが、ご来院。
問診では、頭を支えるのが辛く、非常に耐えがたい違和感続いているとのことでした。
触診から二つの頸椎(首の骨)が右後方変位(ズレ、歪み)と関節の可動性が減少。その周辺の筋肉の緊張もみられました。
これは、普通のカイロプラクターであれば、誰でも診断できることです。
また違和感の原因がここにある可能性が高いことも推測できます。

治療としては、問題の部位とその周辺にある筋肉の過緊張を取り省きます。
そして右後方変位している二つの頸椎及びそれに関連する胸椎(背骨)をアジャスト(矯正)。
Yさんへのメインの治療としては、これだけでした。
治療後の違和感のレベルは、「4」に軽減。

1週間後に来られた時には、レベルは更に「2」に軽減。
日常生活で気にならない程度まで回復頂けました。
この様にカイロプラクティック療法では、劇的に治療効果を得られることも少なくありません。
違和感も無くなったのでYさんの首の治療は、2回で終了です。今後は、1ヶ月に一度程度のメンテナンス来院をして頂ければと、お伝えしました。

Yさんのむち打ち症は、交通事故によるものと思われます。
しかし、事故後は、特に痛みが無かったので外科に行かずコルセットをする期間もご自分の判断したようです。

頸部のコルセットは、患部を安静にさせるため非常に重要です。
痛み等の程度によってコルセットを装着する期間は、変わってきます。
しかしYさんの場合、1ヶ月半は長かったように思います。
長期間のコルセットの装着によって
・筋力の低下
・関節の可動域の減少などが発生することがあります。
★注意 : 痛み等ある場合、コルセットが必要です。

カイロプラクティック的にみると
事故で骨の変位(ズレ)が発生し、その状態でフィクセーション(関節の可動性の減少、固定化)を起こさせる原因にもなります。

コルセットの取り外し時期については、外科の先生と十分にお話して頂くことをお勧めします。

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